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03.6.4(水)

 
 

4 食べずに恋する一週間

こんにちは〜 今日はしとしと雨ふり。
こんな日は、ついついきぶんも落ち込みがちですが、葉っぱの上をころがっていく雨粒は、どんな宝石よりもきれいですよ〜。 きらきら きらきら
雨の日もまたいいなあ〜と、雨女のわたしは思います。うん。

今日は、そんな雨粒のようなきらきら夜露しか口にしないで、一〜二週間生きぬく、仙人のような大人のホタルのおはなし。
はじまりはじまり。

約一年にもおよぶきびしい〜下積み生活を乗り越え、生き残ったホタルの子たちが いよいよ いよいよ今日のような雨の降ったあとの夜に、土をおしのけて地上に出てきます。
もうすっかり 大人の姿!! ひゃ〜見ちがえちゃう。
だって 地面をはっていた姿から 空を飛ぶ羽のある姿になるんですよ〜!!
すごいですよね〜!!!

そして、夜を待って、オスは飛びながら光でメスに話しかけます。
土の中でいろいろ考えていたことばを、よおし!とばかりに叫んだり。
そっとささやいたり。あの手この手・・・?
今晩はだめだった〜とがっかりして寝床に帰る日も・・・
でも10日しかないから集中、必死です。
面白いことが本に書いてあって、葉の上で転んでもぴかーっと強く光ることがあるそうで、なんだか親しみがわいちゃいます。 私もよく転ぶので(^^。

実は、メスは飛ばないで、草などにつかまり、ぼお〜っと弱い光を放っています。
オスの熱い告白!!の光に答える時だけ、ピカーっと強く光って答えるそうです。
じ〜っと大きな目で、オスの光を見つめています。

く〜〜熱いドラマが、この10日間に起こっているのでしょうね。
その間は、オスもメスも何も食べず、子ども時代に蓄えた栄養で過ごすんです。
夜露ぐらいは口にするそうですが、いやはや、食べ貯めできるなんてうらやましいっす(^^。
食べるのも忘れて夢中になれる時って、しあわせですよね〜。
外国のホタルには、大人になっても食べまくる種類がいるそうですが、日本のホタルは、みんな何もたべないそうですよ〜。

それにしても、たくさん光っているオスホタルの中から、メスホタルはどうやって相手の光を見つけ出すのでしょうか??? 不思議です。

こうして、カップルになったホタルは、一晩中しあわせな時を過ごします。
オスが先に死に、メスは最期の力をふりしぼって、何百メートルも飛んで、卵を産む場所を探すそうです。
こうして いのちがバトンタッチしていくんですね〜 じ〜ん(;;)

ホタルの一番の天敵って、何だか知っていますか?
人間なんです。
「・・・・・・。」

● 蛍の里の様子●
今日も静か・・・
ことわざをひとつ 「 ホタル 二十日に セミ 三日 」
盛りの短いことのたとえに使われます。 セミ三日!! 短かすぎるううう〜

 
     
 
 
     
   
 
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