上田地域では観賞する機会が少ない「小劇場演劇」をより多くの人に触れていただこうと企画された市民参加型のイベントです。
演劇を「観る」、「触れる」、「語る」をキーワードにして、初めて演劇に触れる方や、舞台に立つことは縁遠いと感じている人にも親しみやすい企画を目指しています。

うえだ演劇体験プログラムでは「演劇」を通じての「人間同士のコミュニケーション」を大切にしています。
テレビやパソコン、携帯電話などのメディアの著しい発達によって、人と人のつながりが希薄になっている昨今、身体と言語を使う表現である「演劇」は、演劇を観る人にも、創る人にも直接的で豊かなコミュニケーションをうながします。

この企画をきっかけとして一人でも多くの方に演劇を身近に感じていただきたい。
そして、地域の演劇文化がより豊かになることに寄与できればと願っています。

《 うえだ演劇体験プログラムの歩み 》

 2002年末 

首都圏で活躍中の劇団「天然工房」を上田に呼ぶプロジェクトが上田地域の有志によって発足。
「天然工房を呼ぶ会」を結成。
東京まで天然工房の公演を見に行くツアーを開催。

− 2003年春〜初夏 

うえだ演劇体験プログラム2003」は、プレトークイベントを皮切りに、3コースを揃え延べ6日間開催された演劇体験ワークショップと、天然工房「ソプラノ」上田公演を上演。
開催場所は上田第一中学校が郊外へ移転した跡地に残された音楽室と体育館。
トークイベントとワークショップには大勢の地元高校生や社会人が参加。
音楽室での「ソプラノ」公演は2日間4公演で約600人を動員。

 2003年秋 

「天然工房を呼ぶ会」を「うえだ演劇体験プログラム実行委員会」に改称。

 2004年春〜初夏 

うえだ演劇体験プログラム2004春企画」は、長野市で活躍している「演劇実験室カフェシアター」を上田に招き、ワークショップを皮切りに、公開稽古、カフェーシアター「奴婢訓」上田公演を上演しました。
開催場所は2003同様、上田第一中学校が郊外へ移転した跡地に残された音楽室と体育館。
この公演では上田地域の市民が役者として参加。
トークイベントとワークショップには大勢の地元高校生や社会人が参加。
体育館での「奴婢訓」公演は2日間2公演で約300人を動員。

 そして、2005年春 

うえだ演劇体験プログラム2005春企画」は、再び劇団「天然工房」を迎え、あの場所がまた夢と熱気ある空間に。

 
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